2009-01-01から1年間の記事一覧

「除夜の鐘響く夜半こそ静かなれ」

除夜の鐘響く夜半こそ静かなれ 『“除夜の鐘(かね)響く夜半(よわ)こそ静かなれ 新しき年安き祈りて” 来年の安らかなる年を願って短歌を作りました。今年は希に見る激動の一年であったと思います。「千年・百年単位で時代は大きく変わる」と言われますが、…

「雪道との戦いが始まる」

『“レクサスを軽(けい)が追い越す雪の道”この川柳は一昨年の冬、郡上踊りで有名な郡上市を、東海北陸道を使って走っていた時読んだものです。尻を振り振りスリップしながら走るレクサスを四輪駆動の軽自動車はスーっと追い越して行きました。軽自動車と一…

「脳のパフォーマンスを全開して」

『今年のクリスマスプレゼントにパートで働いている甥っ子から本を頂きました。その本は「脳に悪い7つの習慣」です。この本は昨年のベストセラーに入っている本だと言ってプレゼントされました。甥っ子からクリスマスプレゼントを頂くのは初めてです。正直言…

「裏を見せ、表を見せて散る紅葉」

『“裏を見せ、表を見せて散る紅葉”という良寛上人が今際の際に弟子と取り交わした句があります。この“裏”という字、私の名字「下裏」の一字で、名字としては大変珍しいそうです。20年ほど前、NTTの電話帳では全国に7軒と聞きました。それが正しいかどうか…

「とうとう老眼鏡を購入」

『この一ヶ月ほど前から新聞や雑誌を読むとき、文字が重なって見えたり、涙が出たりするようになりました。このことから少し心配になり総合病院の眼科で診察を受けました。その結果は白目の膜が緩んだことにより涙腺を刺激し、涙等が出るとのことでした。こ…

「仕事納め」

『今年もあと数日となりました。当社の仕事納めは26日で仕事納めを昨日行いました。全員で窓のガラス拭きや換気扇の掃除等を行いました。3年前に事務所を移転しましたがその時は蛍光灯を交換しなかったことから、今回は全ての蛍光灯を交換しました。黒ず…

「今年一年を振り返って」第3回

『今年下旬は新入社員も職場の雰囲気に慣れ、まず順調に成長しております。今年の完成を目標としておりました衣食住に例えた図板理論(仮称)を完成させることは出来ませんでしたが、図板理論(仮称)の骨格が出来たことは誠に有難いことです。又、9月13…

「今年一年を振り返って」第2回

『今年中旬の最大の出来事は6月22日の新入社員の入社です。ハローワークに求人依頼を行っておりましたが、面接をしても希望する人財の応募が中々無く、四苦八苦しておりました。そこへ6月18日ハローワークからの紹介で面接を行い、6月22日から9月…

「今年一年を振り返って」第1回

今年一年を振り返って 『今年一年を上旬(1月〜4月)・中旬(5月〜8月)・下旬(9月〜12月)の3つに分けて振り返ってみたいと思います。この1年間は景気が大変低迷したことから対外的にも大変厳しい1年間であったと思います。この厳しい年も多くの…

「“さん”付けがやる気を生み出す」

『私は社員全てに対し「○○さん」と呼んでおります。決して呼び捨てや「○○君」とは言いません。その理由は「相手から何かを学ぶため」です。“賢人子供から学び、愚人賢人から学ばず”と言われますが、誰からも学ぶためには決して相手を見下した呼び捨てや君呼…

「楽しい昼食、それが健康チェックに」

『毎日、親子ほどの年が違う社員と一緒に仕事をしていると、当然考え方の相違などが発生してきます。それを少しでも解消する手段として又コミュニケーションを図る手段として、私がいる限りは出来るだけ社員と一緒に昼食を食べるようにしております。その昼…

「銀行亡国:再建放棄が日本をつぶすを読んで」第3回

『今までに数十社の再建に取り組み、その再建の多くは成功しました。その1つの例をお話したいと思います。この企業は製造業で業績が悪化した最大の要因は先代の社長が亡くなり、その跡を継いだ後継者の経営技量の未熟にありました。その結果売上・利益率とも…

「銀行亡国:再建放棄が日本をつぶすを読んで」第2回

『私が企業再建に取り組む時は、まずしっかりと情報を収集し詳細な「企業活性化(再建)計画書」の作成を行います。3年間に遡り、売上高・営業利益等の数値分析と共に、顧客・製品・設備等も詳細に分析を行います。特に力を入れるのは社長・専務等経営者の経…

「銀行亡国:再建放棄が日本をつぶすを読んで」第1回

『日経ビジネス2009年12月14日号の「銀行亡国:再建放棄が日本を潰す」を読んで考えさせられることが多々ありました。私も33歳まで信用組合に勤務し、多くの企業の再建に取り組み、今も経営コンサルの業務の中で再建に等しいレベルのことまで取り組んでいま…

「バナナの皮も食べるんですか?」

バナナの皮も食べるんですか? 『私はリンゴ・ナシ・カキ等の果物は皮をむかず綺麗に洗ってそのまま食べるのが主義です。社員はこんな冗談を言います「社長、バナナも皮のまま食べた方が栄養があるのではないのですか? 一度挑戦されたらどうですか?」等と…

「飛騨の銘酒が化粧水になるとは」 

『岐阜市の知人から「飛騨の酒造店が化粧水を出されたから、買ってきて欲しい」との電話がありました。私はテレビを見ない為、このニュースを全く知りませんでした。酒造店が化粧水を出す、いやはや、これは意外であり驚きでした。この渡辺酒造店は飛騨の酒…

「続編・世界の中心は時計回りで?」第3回

『私の大胆な推論ですが、世界経済の中心は「21世紀は日本、22世紀は中国、23世紀はベトナム、24世紀がインド」へと移行していくと考えます。その流れを国土の面積から見ますと、イギリス小、アメリカ大、日本小、中国大、ベトナム小、インド大というように…

「続編・世界の中心は時計回りで?」第2回

『私も21世紀は世界の経済の中心が太平洋を越えてアジアに移行してくることは間違いないと考えます。では、21世紀の中心はどこか?ですが、10月3日のブログで語りましたように、私は日本だと考えます。それは世界経済の中心になるには3つの条件があると考え…

「続編・世界の中心は時計回りで?」第1回

『10月3日のブログで書きました「世界の中心は時計回りで?第1回」で書いたと同じ考え方が12月1日号の日経ビジネスオンラインに掲載されておりびっくりしました。その内容は次の通りです。「国際政治の主役となる覇権国家が、約100年、すなわち1世…

「お父さん、ごめん」

『12月10日木曜日の中日新聞に全国中学生人権作文コンテスト県大会の最優秀賞・県人擁護委員連合会長賞を受賞された、谷口冴子さんの「お父さん、ごめん」という作文を読む機会がありました。障がい者のお父さんを通して多くのことを学習されていかれる谷口…

「ごめんなさいはスピードが求められる」

『「ごめんなさい。」この言葉ほどスピードを要する言葉はないと思います。悪いと気づけばすぐに「ごめんなさい。」と言えば、事は大事にならなかったのに、その言葉が遅れたために、取り返しがつかないことも発生します。同様に「ありがとう。」の言葉も同…

「孫が答えに迷うのは?」

倫ちゃんは3歳。夢年齢は∞ 『“子供叱るな来た道じゃもの、年寄り笑うな行く道じゃもの。”と言われますが、私も65歳になり、少し年寄りの仲間入りをしました(笑)。先日、家内が次男の満3歳の孫にこんなことを聞いたそうです。「倫ちゃん池本のじいちゃん…

「ありがとう。その意味は?」

『私は子供の頃から母に「ありがとうを1日30回言いなさい。」と言われて育ちました。しかしその意味も解らないまま過ごして来ました。今やっとその意味を、理解することが出来ました。 それは企業活性化に取り組み、うつ病の方とお会いしてからです。この…

「待つ身と待たせる身、その差は?」

『先日、息子が呑み会に行き、迎えの電話が入りましたので、指定の場所へ迎えに行きました。しかしその場所に息子は来ていません。約10分ほど待ちましたが、しびれを切らして帰ってしまいました。後から分った事ですが、どうやら私が指定の場所を間違えた…

「信用しても信頼するな?」

『「信用しても信頼するな。」この言葉を聞いて「えぇー」と思いました。私は「信用するから信頼し任せること」と思っていましたが、先日、中日スポーツ新聞の記事を読んで「なるほど」とその間違いに気づきました。 その内容は次の通りです。「信用と信頼。…

「人生の秋を迎えました」

『昨日、12月7日は私の65歳の誕生日で夢年齢35歳となりました。先日のブログ11/19「人生、春夏秋冬」でも書きましたが、私もこれで初秋に入ることになりました。90歳までが秋とのことですので、この25年間は私の人生の集大成にしたいと思います。 私の誕生日…

「人生は出会いで決まる」第18回

『平成6年11月、生産管理ソフト開発の話しが出て、高山市に本社を置く高山電子計算センターの清水さんにお願いしました。このソフトの設計は私が担当し開発しました。Windows95の中国版は翌年3月に発売されました。そしてNECのパソコンで稼働を開始しま…

「人生は出会いで決まる」第17回

『平成7年5月頃からライン長・サブライン長を中心とした、約50名で管理者研修を開始しました。同時に経営者研修も開始しました。管理者研修は毎月1回、朝8時から午後1時までとし、この研修が終われば近くのレストランで食事をしました。多くの参加者はこ…

「人生は出会いで決まる」第16回

『以前は全く無かった工場視察が、この頃から月に3社ペースになり、試作品依頼も来るようになりました。そして平成6年5月に各アパレルメーカーに活性化報告とファッションショー実施効果・5S活動の現状などを文章化し発送しました。それは驚くような効…

「人生は出会いで決まる」第15回

『このファッションショーから工場は大きく変わりました。「私もこのスーツ・ジャケットを着てみたい」と云う欲望が生まれたのです。私はこのファッションショーが終わると、倉庫に山と積まれていた不良品を、全て社員に配付しました。この不良品を見て、如…