『「ごめんなさい。」この言葉ほどスピードを要する言葉はないと思います。悪いと気づけばすぐに「ごめんなさい。」と言えば、事は大事にならなかったのに、その言葉が遅れたために、取り返しがつかないことも発生します。同様に「ありがとう。」の言葉も同じ事が云えます。すぐに「ありがとう。」と言うのと、時間がたってから「ありがとう。」を言うのでは「なんだ、今頃」と逆効果になることもあります。
私はどんな小さなことでも、また誰にでも出来るだけ「ごめんなさい。」を言うように心がけております。駅のホームなどですれ違いがしらに、少し相手に触れた時など「ごめんなさい。」の一言を掛けることで、時には「こちらこそすみません。」との言葉も返ってきます。この言葉を聞くとその時からヤル気が湧いてきます。人間とは本当に不思議なものです。ちょっとした一言が相手と自分にもヤル気を与え、逆に「ごめんなさい。」の一言を言えなかったために相手に不快感を与え、自分でも罪悪感を感じてしまうこともあります。「すみません。」の謝罪の言葉と「ありがとう。」の感謝の言葉を常に発しられるようにしていきたいと思います。又、この言葉が常に発せられる社会になれば、凶悪な事件などが少しは少なくなるのではないでしょうか？』
