2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

酷暑

最近は毎日、行政改革を進めるための「変化:21世紀の中心を求めて」の出版準備をしております。それがこの暑さで、焼け付いてしまい、パワーが大幅にダウンしてしまいました。 このようなことから、今回は出版準備を優先することし、ブログはしばらく休載さ…

人事部長 26. 障がい者と手を取り ⑻ 隠れた才能

この障がい者の社員の清掃・点検が転機となり、全部門での機械の始業前点検、終業後の清掃が徹底されるようになりました。 最後に部材を接着する作業がしたいと望んだ障がい者の社員のもとへ行きました。この女性の障がい者の社員は、5人の障がい者の社員の…

人事部長 25. 障がい者と手を取り ⑺ ジャストインタイム

そして機械作業がしたいと望んだ、障がい者の社員の所に行きますと、何と!ジャストインタイム方式の機械の中で、ニコニコしながら作業をしているではありませんか。まさか障がい者の社員がジャストインタイム方式で仕事が出来るとは本当に驚きました。 この…

人事部長 24. 障がい者と手を取り⑹ 天職

「本当ですか?」と工場長に聞き直しますと「天職をみつけたかのように、段取りよく仕事をするのです。朝は早く出社し、仕事の段取りをし、帰る時には綺麗に掃除をし、明日の段取りまでして帰ります。この梱包部門はパートの従業員と二人だけで、上手く指示…

コロナワクチン接種

19日に4回目のコロナワクチン接種を受けて来ました。1〜2回はファイザー社製でしたが、今回は3回目と同様にモデルナ社製を接種しました。 3回目までは余り目立った副反応はありませんでしたが、今回は今まで経験したことのない副反応が襲いかかって来ました…

人事部長 23. 障がい者と手を取り ⑸ 自立

二ヶ月後に活性化研修に行き、工場の中に入りますと、障がい者の社員の方たちは、私に向かってニコニコしながら「おはようございます!」と大きな声で挨拶をしました。そしてダボ打ちを担当している障がい者の社員は、凄いスピードでダボを打ち込んでいくの…

人事部長 22. 障がい者と手を取り ⑷ ファイル

活性化研修に入り一ヶ月が過ぎました。この頃は、函館・仙台・大分など講演先で活性化研修の依頼があったことから、お客様の所に一週間滞在して活性化研修を行う、集中研修方式を取り入れていました。 朝は8時から夕方7時頃まで、毎日出社し、土曜日には朝9…

人事部長 21. 障がい者と手を取り ⑶ 賛同

早速、工場長を中心にして管理者会議を開催しました。そこでは「障がい者を現場に受け入れることは出来ない」との悲観的な意見が多く出ました。 そこで企画部長から「今まで、障がい者の従業員からは何をしたいかということは、全く聞き出すことはしませんで…

人事部長 20. 障がい者と手を取り ⑵ ヒアリング

会社訪問で多くの課題があることを確認し、一ヶ月後から活性化研修に入りました。そして活性化研修の初日に玄関で見た光景は、今も忘れることが出来ません。それは泣き叫ぶ我が子(障がい者の社員)を車から下ろし、走り去って行く両親の姿でした。すると総務…

人事部長 19. 障がい者と手を取り ⑴ 相談

障がい者の方を雇用し、日常業務の中で支障なく仕事をしていくには、中々難しい課題が多々あります。この壁をどう乗り越えることが出来るか。それも「人事部長」の大きな役割の一つです。 今まで沢山のお客様の活性化に取り組みましたが、障がい者の社員と一…

人事部長 18. 上に立つのが嫌 ⑸ 宗教

もう一つヒアリングで忘れられない思い出は「宗教」に対することです。課長職にある男性社員から『妻が新興宗教にのめり込み、自宅の庭で仏壇を壊して焼こうとしたのです。それを見て母は大きな声を上げ「やめて!」と泣き叫びました。この一件以来母と妻は…

人生は闘い

人生とは、勝ち負けの無い、己との「闘い」です。その原点となるのが「健康」です。この人生の「闘い」は毎日続き、健康でなければ闘うことは出来ません。 梅雨が明け、厳しい暑さが続いていますが、この暑さとの闘いも人生の勝敗を分ける大きな分岐点になり…

人事部長 17. 上に立つのが嫌 ⑷ ウェルビーイング

夏休みが明ける頃になって驚くような報告を受けました。それは登校拒否をしていた子供さんが、登校するようになったのです。この課長の話では「夏休みが終わった次の日「お母さん!行って来ます。」と言って、小学3年生の妹と二人でニコニコしながら学校へ行…

人事部長 16. 上に立つのが嫌 ⑶ 声

このヒアリングをして一番感じることは「誰かに聞いて欲しい」という叫び声が、社内に満ち溢れているということです。この隠れた叫び声を如何に聞き出し、活かすことが出来るかで、社内の雰囲気も業績にも大きく影響してくると考えます。この社員の叫び声を…

人事部長 15. 上に立つのが嫌 ⑵ ヒアリング

「この上に立つのが嫌」という社員の対応の一つの方法として「ヒアリング」があります。 その一例ですが、当社では活性化研修に入る前に、社員全員のヒアリングを一人当たり15~30分間行います。このヒアリングの第1の目的は「お見合い」です。どんな人が活…

人事部長 14. 上に立つのが嫌 ⑴ 残業

活性化研修をしていて聴こえて来るのは、20代、30代からの「管理職になるのは嫌です」という驚くような声です。課長や部長になることが、夢であった団塊の世代では考えられないことです。 この管理職への拒否反応は、組織の統括管理を行う人材がいなくなるこ…

人事部長 13. 目線

上から目線、下から目線という言葉がありますが、この「目線」は人生を大きく左右するほどの力を持っています。上に立てば、自然と目線は上から目線になり、部下を見下すようになります。今振り返れば、私の20代、30代の頃は、部下を上から目線で見下してい…

「子供叱るな来た道だもの、年寄り笑うな行く道だもの」と言われますが、この言葉は本当に深い意味を持っていると思います。 この言葉をネットで調べると次のようでした。『永六輔さんの「無名人 名語録」に収録されている言葉です。永さん自身が各地を歩い…

人事部長 12.新入社員研修 ⑶ 人生年表

3日間の新入社員研修では、30年間の「人生年表」の作成も行いました。ここで作成する「人生年表」とは、これから30年間の人生設計を、年表形式で作成するものです。 それは人生設計を立てて歩む人と、全く計画を立てないで歩む人とでは、長い人生ではその生…

人事部長 11. 新入社員研修 ⑵ 思わぬことが!

この新入社員研修では、社会人として在るべき姿やどんな社会人になりたいのか?など、理想とする社会人について、3グループに分かれて、グループごとで話し合い、それを全員の前で発表をし、質疑応答も行いました。そして其々の思いを研修レポートに書き、提…

人事部長 10. 新入社員研修 ⑴ 気づき

長い人生を歩んで来ましたが、その中で一番大切だと思うことは「気づき」です。沢山注意したり、注意されたりして来ましたが、この経験から、何故注意したのか?何故注意されたのか?その要因に「気づくこと」が一番大切です。この要因に気づがなければ、一…

人事部長 9.組織風土診断 ⑶ 仕組みの見直し

活性化に取り組んだ病院の一例ですが、この病院では看護師さんの定着率が悪く、いつも人材不足で、人事も担当する事務局長の悩みの種でした。それを引き起こしている大きな要因の一つが「医療ミスに対する上司の対応」でした。医療ミスが発生すると、原因究…

人事部長 8.組織風土診断 ⑵業績への影響

「組織風土診断」を一年間隔など、定期的に行うことで社員の意識の変化と共に、業績の変化も見て取ることが出来ます。活性化研修に取り組んだ、実に様々なお客様に対し、活性化研修開始時と1年後、2年後、3年後に、この「組織風土診断」を行いました。不思議…

人事部長 7.組織風土診断 ⑴こんなはずでは

経営者層と社員が見落としがちなのが「組織風土の重要性です。今まで沢山のお客様の活性化に取り組み、「組織風土診断」を行って来ました。その結果を見て唖然とされる経営者の方もあります。 「当社はこんな風土とは思ってもみなかった」など驚きの声が上が…

骨折

2週間ほど前、事務所の風呂掃除をしていて、洗剤で足を滑らせ右胸を浴槽に打ってしまいました。この胸の痛みが中々引かないことから、岐阜からの帰り高山で整形外科に行って来ました。 驚くことに先生がレントゲン写真を診て「肋骨が2本折れています。暫くコ…

人事部長 6.責任感

問題点の抽出は、社員のヤル気に火を付けると共に、経営者をはじめ、幹部社員の大きな悩みの種であった問題点が解消される糸口となります。 一つの例として「現場の求める人材が採用されない=採用面接が上層部のみで行われ、実際に働く現場の声が反映されな…

人事部長 5. ヤル気

新入社員が入社後に理想と現実のギャップを感じ、そこから会社に対する不信感が生まれ、辞めてしまうということが多々あります。社員の辞めた理由を収集、分析されたことはありますでしょうか?そこにはたくさんのカイゼンのヒントがあります。 新入社員のヤ…

文月

今日から「文月」に入りました。この「文月」をネットで調べますと『語源には色々な説がありますがその中の一つに、稲の穂が実る頃という意味の「穂含月(ほふみづき)」が転じて「文月」になったという説があります。』とあります。 気象庁の発表では、7月は…