変化 64. 気づきの窓 「夢はオイル」

自動車など「エンジン」で動く物は、「オイルが切れる」とエンジンは焼け、動かなくなります。

人も生きていくためには、「エンジンは不可欠」です。この人の「エンジン」を、ソフト面で捉えれば、「気力」や「ヤル気」として捉えることが出来ます。この「気力」と「ヤル気」という「エンジン」を、常に稼働し、維持して行くためには、どうすればよいのでしょうか?私は「夢というオイル」と考えます。

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今まで取り組んで来た、多くのお客様は、経営悪化や従業員の退職、売上低下など、多くの課題を抱えて、活性化の依頼が来ました。この課題を解消し、活性化を進める上で、一番大切なのは「そこで働く人が、未来に夢を描ける様になること」です。

活性化に取り組んだお客様の多くは、課題を抱え、経営者は勿論、従業員の働く意欲は低迷し、それが悪循環し、より業績の低迷に繋がっていました。その状態は正に「エンジンのオイルが切れた状態」でした。

「ここに勤めて居ていいのか?転職した方がいいのか?」など、悪い雰囲気が職場全体に広がっていました。当然お客様が見えても、良い雰囲気ではないことから、お客様は離れていくことに繋がります。

この時、「夢というオイル」の必要性をつくづく感じました。そして、「夢というオイル」を、一人ひとりの、「気力・ヤル気」という「エンジン」の中に、補充することにしました。

それは「樽を組み立てる」という「夢のオイル」でした。何故なら、この「役割の樽」から「自分達が役割を果たしていないこと」を知り、皆んなでワイワイ言いながら、樽を組み立てることで、「夢というオイル」の大切に気づいたのです。

歳を重ねれば、どうしても「オイル不足」となります。そして「鬱や呆け」などで、日常生活にまで支障を来たすようになります。

それを防ぐためには、幾つになっても「エンジン」に「夢というオイル」を補充することが、元気で暮らせる原点と考えます。

                 続く

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高山市国府町「宇津江四十八滝」で撮りました。