「雪道との戦いが始まる」


『“レクサスを軽(けい)が追い越す雪の道”この川柳は一昨年の冬、郡上踊りで有名な郡上市を、東海北陸道を使って走っていた時読んだものです。尻を振り振りスリップしながら走るレクサスを四輪駆動の軽自動車はスーっと追い越して行きました。軽自動車と一桁違う高額の高級車レクサスでも雪道にはかないません。私は週1回、多い時には2回から3回、岐南町高山市を往復します。冬になると雪道との戦いです。

 今、私が乗っている車は四輪駆動のクラウンです。今までに1回前輪駆動の車に乗りましたが、やはり飛騨の雪道を走るには四輪駆動が一番です。当社の車は全て四輪駆動車にしております。少し燃費は悪くなりますが安全を考えればやはり四輪駆動です。1つ残念なことがあります。それは日本のメーカーの中級車以上には四輪駆動車が少ないことです。温暖化が進み、雪の降る量は大幅に減少しましたが、逆に思わぬ所で雪が降り、その雪が原因で事故が発生する等ニュースになっております。もっと四輪駆動車の品揃えが増えることを願っております。

 厳しい経営環境の中で勝ち残るためには、企業体質も四輪駆動体制が必要であろうと考えます。その四駆とは「経営者・社員・資産・収支バランス」です。この四輪がしっかり稼働することが出来れば、厳しい経営環境の中にあっても必ず勝ち残ることが出来ると考えます。』