行政改革

問題の本質 17. 政治のISO規格 ⑶ 自然と心の仕組み

では何故この「基盤」を大きく揺れ動かす「人災」は発生し続けるのでしょうか?それを歴史を遡ってみると一つのヒントが見えて来ます。 縄文時代は争いの無い時代が一万年以上続いたといわれます。本当に凄いことです。何故?縄文時代は争いが無かったのでし…

問題の本質 16. 政治のISO規格 ⑵ 交代

もう一つ恐ろしいことは、世紀の変わる時は、この「基盤」が「天災・人災」で大きく揺れ動くことです。 この世紀が変わるのは、数字ではなく、その世紀の覇権国(リーダー)が「交代」した時です。20世紀は1945年に第二世界大戦が終わり、米国が19世紀の覇権国…

問題の本質 15. 政治のISO規格 ⑴ 基盤

私達は大自然と世界の政治・経済・文化という「基盤」の上で生活をしています。残念なことに、この「基盤」は、今回のロシアのウクライナ侵攻やコロナ感染拡大などによって大きく揺れ動きます。地震や台風・豪雨などの「天災」による揺れを防ぐことは出来ま…

問題の本質 14. リスク

羽生永世名人の言葉に「私は、積極的にリスクを負うことは未来のリスクを最小限にすると、いつも自分に言い聞かせている」とあります。 この言葉は正に「行政改革」そのものです。私達の世代が作った1200兆円という借金を、次の世代に背負わせないためには、…

問題の本質 13. モラル

又東京オリンピックでの「談合」が大きく取り上げられています。この「談合問題」は、今までに何回となく大きな話題となる問題です。 この「談合問題」の根底にあるのは「管理責任者のモラルの問題」です。この「モラル」が、今問われているのです。これを改…

問題の本質 12. 記録管理

今、「オウム真理教の解散命令請求の関連記録などが破棄された」と問題になっています。この問題で考えされることは「文書管理」などの法律がどうなっていたのか?そこに大きな問題が潜んでいると考えます。 オウム真理教が世間を騒がせたのに、何故解散命令…

問題の本質 11. 思いやり

又W杯の日本対ドイツの試合でサポーターのゴミ拾いが大きな話題になっています。そして日本選手が使用したロッカー室が綺麗にされ、お礼の折り鶴まで置かれていたとあります。「思いやりの心」そのものです。本当に嬉しくなります。 こんな素晴らしい世界に…

問題の本質 10. 選挙制度 ⑵ 問題点というゴミ拾い

カタール―エクアドル戦の客席でゴミ拾いした日本人サポーターが話題になっていますが、世界中探しても、試合の後にゴミ拾いをする国は本当に珍しいことだと思います。 この「ゴミとは問題点」そのものです。ゴミは目で見ることが出来ますが、残念ながら問題…

問題の本質 9. 選挙制度 ⑴ 氷山

又大臣の更迭が決まりました。この1ヶ月間で3名の大臣の更迭は尋常ではありません。この更迭を生み出している大きな要因の一つが「選挙制度」の歪みにあると考えます。残念ながら、国政選挙は国民のための選挙ではなく、当選するために金を必要とする「選挙…

問題の本質 8. 山焼き

農薬や肥料が無かった時代は、秋が深まると「山焼き」が行われました。この山焼きは害虫駆除と灰の肥料としての活用でした。先人が考えた素晴らしい知恵です。 この山焼きと同じことが、悲しいことですが、第2次世界大戦までは戦争という形で行われて来まし…

問題点の本質 7. 一発の銃声

「一発の銃声でアメリカの独立戦争が始まった」と言われます。今回のポーランドへのミサイル着弾は、正に「一発のミサイルが第3次世界大戦が始まる」そんな恐ろしい事態を想像しました。 しかしこのような事態は、ロシアとウクライナばかりでなく、北朝鮮の…

問題の本質 6. 茹でガエル

過去の歴史から「世紀が変わる時、世界は動乱の時を迎える」と言われますが、正に今その時を迎えております。 この恐ろしい激動の大津波がヒシヒシと迫り、日本もいつウクライナのような戦場になるか?分かりません。平和ボケした私達では想像で来ませんが、…

問題の本質 5. 国葬

昨日の安倍元総理大臣の国葬を観て感じることは、米国の副大統領、インドの首相など世界の要人が遠路から沢山参列されるのに「何故野党の党首など国会議員が参列しないのか?」少し疑問を持ちました。 安倍総理の政策には、賛成派・反対派に分かれていますが…

問題の本質 4.新しい覇権国は?

では、21世紀の覇権国は何処になるのでしょうか?2021年の世界のGDP(国内総生産)のランキングを見ますと日本が第3位です。歴史の流れから推察すると、21世紀の覇権国は「日本」になりますが、果たして歴史は繰り返すのでしようか? これから新しい21世紀の覇…

問題の本質 3. 覇権国

19世紀の英国の覇権国の時代から20世紀の米国が覇権国に変わる過渡期には、第一次世界大戦そして第二次世界大戦と世界を揺るがすような世界大戦が続きました。そして第二次世界大戦が終わり、米国が世界の覇権国となり今日に至っております。 「歴史は繰り返…

問題の本質 2. 無駄の削除

昨日のニュースに「米連邦準備制度理事会(FRB)は21日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を0.75%引き上げることが決まった。この結果政策金利は年3.00~3.25%となる。」とあります。 この結果を踏まえ、日本も何かの対応をしなければなりませ…

問題の本質 1. 借金

国会での論争を見ていて思うことは「何故?問題の本質を論議しないのか」ということです。 今、大きな社会問題となっている「少子化・高齢化」についても、財源がなければ何も出来ません。それの財源を借金に頼れば、借金が増え続け、財政悪化は進むばかりで…

出版への願い ⑶ 仕組み93%

この宝物の問題点を抽出し「組織・意識・仕組み」に3分類しますと、その割合は、次の図の様に「組織2%・意識5%・仕組み93%」と仕組みが圧倒的に多いことに驚いの声があがります。「問題点が発生するのは、上司や経営者の管理能力の不備によるもの」と思って…

出版への願い ⑵ 問題点は宝物

今回の「変化:21世紀の世界の中心を求めて」を執筆した目的は「1,255兆円という国の借金、超少子化・超高齢化社会」などイラストの様に問題点が山の様に積もり積もっています。しかしこの問題点の解消に、全く目を向けられないことへの危機感があったからで…

出版への願い ⑴ 書籍出版のご案内

長い間ブログを休んでおりましたが、やっと長年の夢が叶い「変化:21世紀の世界の中心を求めて」が、丸一年かけ出版に漕ぎ着けることが出来ました。この本は、総合病院の活性化をモデルに「行政改革」を進めるテキストとして活用していただけると考えておりま…