問題の本質 8. 山焼き

農薬や肥料が無かった時代は、秋が深まると「山焼き」が行われました。この山焼きは害虫駆除と灰の肥料としての活用でした。先人が考えた素晴らしい知恵です。

この山焼きと同じことが、悲しいことですが、第2次世界大戦までは戦争という形で行われて来ました。第2次世界大戦で、日本やドイツは敗戦国となり、国は山焼きにあったように、焼土と化しました。しかし、この焦土と化すことで、新しい命を吹き返し、奇跡と言われるほど日本やドイツは経済的に発展しました。この戦争は積もり積もりた問題点を焼き尽くす大きな役割を果たしました。

しかし今、時代は核兵器の時代となり、もし戦争で害虫である問題点を焼き尽くすことは出来ても、死の灰は人類を滅亡させるような事態を招くことになります。

しかし定期的に問題点を駆除せるために何かを行わなければなりません。そうしなければ、問題点は積もり積もって腐敗し、恐ろしい有毒ガスを発することになります。

では、戦争ではなく平和的に問題点を解消していくにはどうすればよいのでしようか?それはイラストのように「仕組みという重機を使うこと」です。この仕組みという重機を使えば、問題点を効率的に解消できると同時に参加者の意識改革も行うことが出来ます。

日本の「行政改革」は、この仕組みの重機を使用し、行政が抱える問題点を解消し、これが世界のモデルとなれば、日本は21世紀の覇権国になり、世界の平和に大きく貢献出来るのです。

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