この「組織活性化研修」の「進捗度」を大きく左右するのは次の2点です。
1.出席率
どの様にして、この「出席率」を上げるかが、リーダー・サブリーダーの大きな役割の一つです。当然「出席率」が低いと問題点の解消は遅れるばかりです。
事例とした総合病院では、平均出席率が80%台で、医師・看護師の出席率は90%を超えました。この出席率が高くなった大きな要因の一つは「医師・看護師が医療管理システムの重要性を理解して、先頭に立って仕組み作りをしたこと」にあります。
今回の研修も上層部が、先頭に立って仕組み作りを行うことが大切です。「子は親の背を見て育つ」この諺を、しっかりと心して取り組まなければなりません。
2.チームワーク
もう一つ大切なことは「チームワーク」です。チームに与えられた問題点を、決められた研修の時間内だけでは解消は来ません。そのためリーダーは、メンバーに色々な課題を宿題として、与えなければなりません。この宿題を一人でも怠り、出席率も悪いと、問題点の取り組みは止まってしまいます。
この2点をどう解消するかが、リーダー・サブリーダーの大きな役割です。この仕組み見直しが順調に行くように、上層部はしっかりとフォローしなければなりません。
あるお客様はこの研修で、「出席率」を上げ、社員が積極的にシステム構築に参加するようになることが業績の向上に繋がると知り、「出席率」を勤務評価に取り入れられ、大きな効果を上げました。
この「出席率・チームワーク」を良くして行くには、参加者全員が「自分達で働き易い職場にするのだ!」というしっかりとした信念と「時代が求める世界に類のない行政の仕組みを作るのだ!」という誇りをみんなが持たなければなりません。
「誰かがやってくれるわ!」という「他者依存」では、真っ暗なトンネルの中を抜け出すことは出来ません。自らの道は、自らの足で歩むことです。それは積極的に、この研修に参加することです。
不思議なもので、一つ目の問題点を解消する「仕組み」が出来ると、どうすれば早く仕組みを作ればよいのか?と、自ら考えることが出来るようになります。それが「問題点解決法」の経験知として、蓄積されるようになります。
この「問題点解決法」は、日常の業務にも活用出来るようになり、業務の効率化にも大きく貢献します。
このようにして「組織活性化研修」を進めて行きます。
「子は親の背を見て育つ」
「部下は上司の背を見て育つ」
続く