問題の本質 13. モラル

東京オリンピックでの「談合」が大きく取り上げられています。この「談合問題」は、今までに何回となく大きな話題となる問題です。

この「談合問題」の根底にあるのは「管理責任者のモラルの問題」です。この「モラル」が、今問われているのです。これを改善するには「意識改革」をすることですが、この意識改革はなかなか難しいことです。何故なら「他人の心を変えることは出来ない」からです。

私の企業活性化の基本は「意識改革と仕組みづくり」です。この意識改革を上手く出来ないと仕組みづくりにも大きく影響し、活性化を成功させることも難しくなります。

そのために行うのが、問題点を抽出し、問題点を解消せるための仕組みづくりです。これを全従業員で行うことで、参加者の意識改革が出来るのです。何故なら「問題点は宝物」という意識が生まれることで「問題点は自分達で解消出来る」という「他者依存から自立心」が生まれるのです。これが「意識改革」の始まりになります。

この「談合」という問題も、社会全体が「他者依存から自立」という意識に変わらなければ解消されないと考えます。そのためには「問題点を抽出し、解消する「行政改革」は必要不可欠です。

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