円安

「円安」が大きな問題になっています。30年前中国に仕事に行った時は1ドル85円でした。この頃の飛行機代は片道80,000円で、飛行機は中国の東方航空で機体も食事もサービスも最悪でした。今は片道35,000円ほどで機体も食事もサービスも良くなつたと聞きます。

この円安により外人観光客が大幅に増加しています。高山駅や古い街並みには日本人観光客より外人観光客の方が多いようにさえ感じます。嬉しいのは韓国・中国・ベトナム・香港・タイなどの東南アジアの国々が多いことです。

この円安は決して悲観することではないと考えます。何故なら外人観光客が増えることによって「百聞は一見のしかず』との諺にあるように、直に日本の文化に触れていただくことが出来るからです。この日本文化に触れることで世界に誇れる「もてなしの心」など日本文化を知っていただく良い機会です。

私は20世紀の米国の軍事力による覇権国家から、21世紀は「文化覇権国家」が世界の中心になると考えます。その国とは「日本」です。しかし日本が文化覇権国家になるためには、時代が求める「政治の仕組み」を作らなければなりません。何故なら政治が文化を歪めるからです。そのためには「行政改革」は必要不可欠です。

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飛騨の里で撮りましたが、沢山の外人観光客でした。