和倉温泉♨️ 3.気多大社

今回、和倉温泉♨️に2泊3日で行って来ましたが、泊まったどのホテルも外人客が少ないのに驚きました。色々な国内事情もあるのでしようか?中国からの観光客には会いませんでした。

この能登半島には、出雲大社の大国様が来られたという伝説があり、羽咋市には大国様をお祭りする能登国一之宮の「気多大社」があります。その気多大社をお参りして来ました。

この気多大社の神様は神通川を通り、飛騨市にある「気多若宮神社」に鎮座され、そこから飛騨市高山市の一部に広がったと伝わります。このことから飛騨には伊勢神宮系と出雲大社系の2系列の神社があります。

この神社の系列の大きな違いの一つは「獅子舞」です。神宮系は「神楽獅子」ですが、大社系は「金藏獅子」です。その分岐点になっているのが、高山市国府町の三川(寒川)です。不思議なことにこの三川を境にして、そこに住む人の性格にも大きな影響を与えています。高山祭りは華やかな「屋台行列」に対し、飛騨市は裸祭り「起こし太鼓」と全く対象的です。

今回、先人が歩まれた道を走ることで、いにしえの風が快く吹き込み、素晴らしいパワーもいただきました。

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気多大社です。

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長谷川等伯とご縁が深い妙成寺の五重塔です。