私は神棚 ( 8 ) 水無神社様

この「水無神社様」は、高山市一之宮町にあり、飛騨で一番位の高い神社です。

水無神社様」.のホームページには

飛騨一宮水無神社(ひだいちのみや みなしじんじゃ)は、岐阜県高山市にある神社。式内社飛騨国一宮。旧社格国幣小社で、現在は神社本庁別表神社」とあります。

御神体は「位山」です。この「位山」は、天皇陛下大嘗祭の時には、この位山の一位の木を用いて「笏」が作られ奉納されます。

白装束に身を固めた、宮内庁の方々を、はじめ多くの人に見守られて、一位の木の伐採が行われます。そして高山市内の飛騨の匠によって「笏」が作られ奉納されます。

いにしえから続くこの「笏」の奉納には、こんな伝説も伝わっております。その話とは

「古代飛騨には「飛騨王朝」があり、王は位山の主でした。この王が、時の天皇に、天皇の任命書として渡したのが、この「笏」の始まりというものです。」

壮大な夢物語ですが、何故この山に、他にはない「位山」という名前がついたのか?又何故天皇陛下大嘗祭に位山の一位の木で「笏」が作られ、奉納されるのか?古代のロマンに、夢を掻き立てられるばかりです。

又この「水無神社様」には、終戦後暫く間、熱田神宮様の御神刀「草薙の剣」が、保管されていたということが、昭和天皇の記録開示によって分かりました。

天皇家三種の神器の一つ「草薙の剣」が、どんなご縁で「水無神社様」が選ばれ、保管されたのか?色々歴史を遡れば、この「水無神社様」は、ワクワクさせるような、多くの謎を秘めた神社です。

                    続く

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水無神社様です。