提灯奉納

昨日は高山市一ノ宮町にある「水無神社様唐門」に楽々提灯一対を家内と提灯を製作した高山提灯の沢田社長の三人で奉納して来ました。年末年始には、この楽々提灯の灯火が参拝者を温かく迎えることと思います。

この楽々提灯を奉納したのは、秋にお参りした時、宮司さんから「唐門の提灯が雨にあたり痛んでしまいます」との言葉を聞いたからです。

この神社の御神体は「位山」で天岩戸伝説もあります。不思議なことに、天皇陛下大嘗祭では、位山の一位の木で作った「笏」が奉納されます。

江戸時代中期に起きた農民一揆「大原騒動」では、この神社が集会場となり、幕府軍の攻撃に遭い、その時の鉄砲玉と弓矢の跡が残っています。

この水無神社様に「何か奉納したい」というのが、私の長年の夢でした。高山提灯のお陰でその願いが叶いました。

   夢叶い 唐門照らす 灯火に

    矢玉の跡が 時を語りて

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奉納した提灯は大晦日から唐門に点灯されます。