浄土真宗では位牌はありませんので、お仏壇の中には、お花とご飯がお供えされるだけです。しかし驚くことに下さんは、高山に帰ると直ぐに、ご友人の写真をお仏壇の中に飾られます。
このご友人は、余程大切な人だった様てす。下さんは「この友人は、俺を守って下さる守護霊や！」と訳の分からないことを言って見えます。
このご友人は京都の浄土真宗東本願寺様と、生まれ育った石川県小松市のお寺様と、高山別院照蓮寺様に分骨されております。毎年奥様と一緒に、この3箇所のお寺様へお参りに行かれます。本来は赤の他人であるご友人を、亡くなって10年近く経つのに、まだお参りに行かれるとは本当に驚きです。
しかし去年は、新型コロナウイルスの感染拡大でお参りできず、小松市のお寺様には、飛騨りんご🍎を送られました。
亡くなった人をここまで面倒を見られるとは、少し呆れるほどですが、亡き人にとっては、こんな幸せなことはないと思います。🙏
続く
下さんが奉納された「御坊提灯」が山門を照らしています。
