お雛様

3日の日に「お雛様」を飾りました。この「お雛様」は、七段飾りですが、飾る手間と後片付けが大変なことから「お内裏様とお雛様」だけを、床の間に飾りました。この「お雛様」は、長女が生まれた時、私の両親が買ってくれましたが、もう40年の月日が流れました。

飛騨の「桃の節句」は、旧暦で4月3日です。子供の頃「お雛様見してくれ。おぞてもいいで。豆さえくれりゃ」と言い、友達とお雛様を見て回り、お菓子を頂きました。

この頃のお雛様は「土雛様」で、母が「お雛様」を出すと、絵の具で色が落ちた所を、補色していたことが、懐かしく思い出されます。

孫が元気に育つことをお祈りながら、お雛様に毎日手を合わせております。

   時忘れ 土雛様と 睨めっこ

    頬紅何処か 母と重なり  

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桃の節句が赤鯉、端午の節句が黒鯉の掛け軸を掛けております。