雛祭り

今日は雛祭りですが、雪国飛騨では1カ月遅れの4月3日にお雛様を飾りお祝いをします。端午の節句も同じで1ヶ月遅れの6月3日に鯉のぼりを揚げ祝います。
「長い間お雛様を飾っていないなぁ。今年は飾ろうか」こんな会話を家内と交わし、昨年何十年振りかでお雛様を飾りましたが、傷みは全く無く長女の誕生祝いに両親が買ってくれた姿そのままでした。紙箱に入っていたお雛様をいつまでも美しい姿をと願い、桐の箱を買い大切にしまいました。

すると不思議なことに女の子の孫が6月2日に授かりました。家内とびっくりです。お雛様が「私を物置の肥やしにしないでよ。早く飾ってよー。」と声をかけて下さったのです。本当に有難いことです。
さて今年はお雛様を飾ろうか? 少し迷っています。「何故?」お雛様を飾るのと、後片付けが大変だからです。孫がいれば喜んで飾るのですが、いないと少しその気が失せてしまいます。しかし今 孫の顔はテレビ電話のタブレットで話し合うことが出来ます。孫にお雛様を飾り、テレビ電話でぜひ見せたいと思っています。

又飛騨ではお雛様を早く飾るのは良いが、4月3日過ぎまで飾ると女の子はお嫁に行けなくなるという言い伝えがあります。孫達が元気に育つことを願って桃の節句端午の節句もお祝いをしたいと思っております。

「お雛様 大きくなった 孫姿」