問題の本質 3. 覇権国

19世紀の英国の覇権国の時代から20世紀の米国が覇権国に変わる過渡期には、第一次世界大戦そして第二次世界大戦と世界を揺るがすような世界大戦が続きました。そして第二次世界大戦が終わり、米国が世界の覇権国となり今日に至っております。

「歴史は繰り返す」と言われますが、今、正に21世紀に変わる過渡期に入っております。今回のロシアのウクライナ侵攻により、ロシアの核兵器の使用や台湾海峡を巡る米中の争いなどが要因で「第三次世界大戦が勃発するのではないか」と思われるような不穏な状態が続いております。

残念ながら、新しい21世紀を迎えるためには、20世紀の覇権国「米国」と、サブリーダーの「中国」が覇権国争いをし、その争いによって国力が弱まり、ナンバー3の国が21世紀のリーダー・覇権国になると歴史が物語っております。

米国と中国の争いはまだまだ決着が着かず、新しい21世紀の覇権国が決まるのは、1945年第二次世界大戦が終わり、米国が覇権国となった時から100年後の2045年頃に決まるのではないでしょうか。それまで世界は不安定な状態が続くと思われます。

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