「まろやかな味にびっくり」


『大晦日に越乃寒梅でお屠蘇を作りました。この越乃寒梅は、製造日が1998年11月12日で丸11年が経過していました。果たして飲めるか?と少し心配しながら味見をしました。案ずるより産むが易しと言われますが、その味は大変まろやかになり、素晴らしい古酒になっていました。長女の説によりますと「良い日本酒は保管方法が良ければ、古酒となる」です。私は晩酌はせず、家では全く酒を飲みません。付き合いで飲めば、時には焼酎のボトルを一本空けることもあるほどの酒飲みです。このようかに私の酒は雰囲気で飲む酒です。

 さてこの越乃寒梅の保管ですが、箱の中に入れ倉庫の瓶の中で保管していました。この瓶の中には、今もワインや焼酎が入っています。この越乃寒梅で自信がつきましたので、このワインや焼酎がどのようなまろやか味になっているのか大いに楽しみです。改めて酒は生き物であり、大切に保管管理すれば素晴らしい古酒になることを知りました。私も歳をとれば取るほど、角が取れまろやか味を持った人間になりたいと、この越乃寒梅から学びました。』