『先日研修でこんな質問を受けました。「先生愛とは何ですか？」この質問に本当にびっくりしました。なぜこの方がこのような質問をされるのか？そちらの方に目が向いてしまい、しばらくその方の顔を見ていました。
すぐに我に帰りその質問に答えました。「愛には恋愛・家族愛等沢山の愛があると思います。その中で私が考える愛とは、相手に生きる力を与えることです。」そして又質問が続きました。「ではその生きる力とは何ですか？」禅問答のようになりましたが、その方は真剣です。私は次のように答えました。「生きる力とは自分の夢を相手と共有することです。」
「自分の夢を相手と共有することとはどういうことですか？」その質問に次のように答えました。「相手に愛を与えるためには、まず自分自身がしっかりとした夢を持つことです。そしてその夢を叶えるためのプロセス（道順）を明確にすることです。言葉を変えれば、このようにすれば夢が叶うのかと気づかせることです。活性化研修で行っている、仕組みづくりこそ、夢の共有化そのものです。それを私は夢共有愛と名付けております。」
ここで禅問答は終わりましたが、厳しい生活環境の中で、今一番求められることは、この夢の共有化ではないでしょうか。政治・経済・企業の仕組みも時代にマッチするように改善することで、夢の共有化が図られ、互いを思いやる「夢共有愛」が生まれると確信しております。』
