変化 71. 行政の仕組み見直し「無駄と道筋」

7回に亘り「行政の樽」を投稿しましたが、少しは「行政の仕組みと見直しの改善課題」をご理解いただけましたでしょうか?。この「行政の樽」は、次の図のように、それぞれの部材で出来ています。この部材の一つでも、腐敗したり、穴が空いたりして、不都合が発生すると、中の「行政のサービスの質」は低下し、「財政悪化」が進むことになります。これを防ぐには「行政の仕組みの見直し→行政の樽の点検」が必要です。その仕組みの見直し・構築の順序は次の通りです。

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さて、これから、総合病院の活性化の事例に基づき、「行政の仕組み見直し」に入ります。

今回の「仕組み見直し」を行う上で、知って置かなければならないことは、「無駄とは何か?」ということです。何故なら、日本が借金大国になった要因の一つが、この「無駄」にあると考えるからです。この「無駄」は、時には「無駄が無駄を産む」という、悪循環を生み出します。私が行う「企業活性化」の原点は、この「無駄を無くすること」に尽きます。

では「無駄とは何でしようか?」無駄とは「役に立たないこと。それをしただけの価値がないこと」とあります。

この「無駄」には「ソフト面→金銭的・時間的な無駄」と「ハード面→物質的な無駄」の2つがあります。この無駄を無くするには「意識改革と仕組みの見直し」が必要不可欠です。

今回の「行政の仕組み見直し」をする目的の一つも、「ソフト・ハード両面の無駄を削除し、財政の健全化を図ること」です。

この「行政の仕組み見直し」をするためには、「時間的無駄」を少なくすることも必要です。そのために、まず、「道筋」を明確することが大切です。この「道筋」を間違えると、「ソフト面→時間的無駄」を生み出すことになります。

今回の「行政の仕組み見直し」という大きなプロジェクトでは、特にこの「道筋」の完成度が、「時間的無駄」を左右しますので、念を入れて作成しなければなりません。

この「道筋」は、病院活性化の流れに沿って進めていきます。

                 続く

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岐阜県各務原市各務原市市民公園」で撮りました。