変化 91. 気づきの窓「まずいなあ」

「これはまずいなあ」と分かっていることでも、中々それを直すことは出来ません。何故なら「まずい」と思って居ても、そのまま放置してしまいがちだからです。そして後から後悔することになります。

今回、ブログで投稿している「変化 : 21世紀の世界の中心を求めて」も、「これはまずいなあ」の連続です。「これはまずいなあ」と気づくのですが、それを修正する方法が直ぐに見えてきません。そして悩み、苦しんで、やっと修正することが出来ます。

お客様の活性化に入ると、この「まずいなあ!」の連続です。この「まずいなあ!」を他者依存していますと、いつまで経っても、解決することは出来ません。この「まずいなあ」を解決するのは、「まずいなあ」と感じた本人自身です。本人が悩み、苦しんでこそ、解決の扉が開くのです。それが経験知として次に活かすことが出来ます。

今回の「行政の仕組み見直し」も多くの職員の方々は「これではまずいなあ」と感じて見えるのではないかと思います。しかしこの「まずいなあ」を解決するヒントがなければ、放置されたままになってしまいます。そして、国の組織は余りにも大き過ぎて、何処から手を付ければよいのかさえ分かりません。

しかし、この「樽」は、大きくても、小さくても「樽の部材の役割」であることに変わりはありません。一つ一つの部材を見直し、傷んだ所は修理することが、「仕組みの見直し」です。

人生を歩む上でも、この「まずいなあ」と思うことは、山のようにあります。それを放置してはなりません。この「まずいという山」を切り崩すには、いつも「問題意識を持って、どうすれば解決出来るのか?探し求めること」です。どうしても解決出来ない時は「まずいという山」を切り崩せる人の協力を得ることです。

人生とは、誰と出会うかで決まります。今回の「行政管理システム」の構築に、このブログが少しでもお役に立てれればと願っております。

                続く

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