今回は企業活性化に於ける「活性化研修の開始時に行う風土診断」と「3回目の風土診断」の分析結果を踏まえ、参加者の意識がどう変化していったのかを投稿します。
風土診断
1. 活性化研修開始時の風土診断分析 : 総評
総合点は「46.2点」となっています。70点以上が「とても風土の良い企業」、60点以上が「風土の良い企業」、50点以上が「6普通の風土の企業」になります。50点を下回ると「風土が悪い企業」といえます。
今回の診断では、46.2点と「風土が悪い企業」に入ります。その内訳を見てみますと、全項目のうち50点を超えているのは「人間関係:58、業務管理:55、業務意欲:52」の3項目です。低い項目として「教育研修:30、経営信頼:36」と30台となっており、全体の点数を大きく引き下げている要因になっています。
この診断結果から言えることは「職場内に多くの問題を抱え、働く人達の不満が蔓延している」と言えます。それが業績低迷や利益率低下の大きな要因になっていると考えます。
2. 3回目の風土診断分析 : 総評
総合点は「60.1点」となっています。今回は60点を超えており、企業風土は「良い」と診断されます。
その内訳を見ますと、60点を超える「良い」と診断される項目が「連絡・情報:63、業務管理:61、人間関係:71、業務意欲:63、職場満足:61」の5項目です。
今回の診断では「40点以下」の低い項目は無くなりました。「企業は人なり」と言われますが、「経営信頼」が60点を超えることが理想とする姿です。
続く