変化 106. 行政の仕組み見直し 第26STEP「定期的な研修の検証と進捗確認」

この行政の仕組み見直しの各種研修を成功させるためには、「定期的な研修の検証と進捗確認」をしなければなりません。

その一つの方法として、弊社(株)飛泉では、第1年度の研修が終わると「第1年度研修報告書」を作成しております。この「年度別研修報告書作成」の目的は「研修計画の結果検証」で、図のような「PDCAサイクル」を行います。

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その「研修報告書」の内容は「開催日・研修名・内容・参加人数・参加率」です。そして各種研修毎にコメントを付けております。この「年度別研修報告書」に基づき、「次年度の研修計画書」を作成します。

又、弊社では、研修の効果確認を「第1年度研修開始時と第1年度研修終了時、第2年度・第3年度の研修終了時に「企業風土診断」を行い、この「企業風土診断書」は、参加者全員に配布しております。

その内容は「連絡・情報、業務管理、経営信頼、人間関係、業務意欲、職場満足、評価・福利厚生、教育研修」の8項目です。この分析は「総合点・各項目・ヒストグラムパターン化分析」などの項目で行っております。

        風土診断推移表

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この「風土診断」を行うと、形には見えない、参加者の意識改革の変化をハッキリと見て取ることが出来ます。それは、1年後の風土診断では総合点と共に、各項目全てが大きくアップすること」です。

しかし「評価・福利厚生」は余りアップしません。何故評価・福利厚生がアップしないのか?それは、給与などの待遇改善が診断項目に入っており、この待遇改善は直ぐには出来ないからです。

この「風土診断」は、行政の仕組み見直しの全職員研修でも、是非行いたいと思います。そして1年後、2年後、3年後にどのように、その総合点、各項目の内容が、変化していくのか?を知ることで、行政の仕組み見直しの効果検証が出来、これを公表することで、国民の賛同を得ることに繋がると考えます。

このように「効果検証」をしっかりと行い、年度別研修報告書や仕組み完了報告書など各種報告書を作成し「定期的な研修の検証と進捗確認」を行わなければなりません。

                 続く

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