変化 107. 結び ⑴「問題点は宝物 」

今回投稿しました「21世紀の世界の中心を求めて」は、全て、私の経験知に基づいて投稿させていただきました。この経験知から言えることは「組織がどれだけ大きくても、必ず活性化は出来る」ということです。

何故なら、組織が大きければ大きいほど、問題点も沢山出ます。この沢山の問題点を解消すれば、必ず沢山の経費削減と業務の効率化に繋がり、収益体質の強化を図ることが出来ます。

過去の活性化事例から計算すると、「国家公務員」は「約600,000人」ですので、出される問題点は「6,000,000件」となり、それを同種分類すると、約4分の1の「1,500,000件」となります。

これを「地方公務員」に当てはめれば、「約2,700,000人」ですので、出される問題点は「27,000,000件」となり、同種分類で「約6,750,000件」になります。この国、地方の問題点を合わせると「8,250,000件」という驚くような件数になります。

この「8,250,000件」という問題点を解消すれば、日本を救う宝物になり、放置すれば日本を滅ぼす恐ろしい魔物になります。

この「8,250,000件」という問題点を宝物にするか?魔物にするか?それが「国の命運を決める分かれ道」と言っても過言ではありません。

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この問題点をどう解消すればよいのか?これは大きな課題ですが、しっかりとしたプロセスを踏んで行えば、必ず解消し日本の未来を拓く、素晴らしい宝物にすることが出来ます。

この問題点が生まれるのは、入口から出口という仕組みの流れの中で、どんな小さなミスが発生しても、そこで流れが止まり、問題点として、滞ってしまうからです。そのミスに直ぐに気づき、改善されればよいのですが、業務の流れがプロセス表 ( 89・97・98回参照 ) として管理されていないと、気付いても、どう直せばよいのかわからないまま、放置されることになります。

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その積み重ねが、積もり積もって、業績悪化に繋がり、企業に於いては、倒産・廃業という最悪の事態を招くことになります。

これと同じことが、今、日本に起きているのです。それが1,000兆円という国の借金です。この借金は税収の5倍です。企業に於いては売上の5倍です。当然倒産です。

この借金を返済するには、問題点を抽出・分析し、解消し、経費の無駄などを削除し、利益という宝物にするのです。このことで、借入金の返済原資が生まれることになります。

     問題点     宝と毒の     二刀流

      選ぶ刀が 天地を分けて

                続く

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