問題の本質 19. 政治のISO規格 ⑸ 風化

「政治のISO規格」を構築するために、ISOの歴史とISOがつくられた「目的」についてお話しします。

ISO9001(品質マネジメントシステム)は1947年に英国で生まれました。ISO 14001(環境マネジメントシステム)は、1992年の地球サミットをきっかけとして規格の策定が始まり、1996年から運用が開始されました。

当社では1998年(平成10年)からISO9001のコンサルを開始し、今までに「総合病院・建設・製造業」などのコンサルを行い、数十社のお客様が認証取得されました。又2010年(平成22年)からISO14001のコンサルも開始しました。

このISO規格が生まれた「目的」の一つが「仕組みの風化を防ぐこと」です。このISO規格を活用し、自社の仕組みのチェックリストとし、「仕組みの風化を防ぐこと」が出来ます。

この「仕組みの風化を防ぐ」ということはなかなか大変なことです。何故なら、時代が変わると、時代に合わせて「仕組み」を変えていかなければならないからです。企業が衰退していう最大の要因の一つが、この「仕組みの風化」です。

                                                          続く

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