問題の本質 20. 政治のISO規格 ⑹ 防ぐ

では、何故?「ISO規格」を取得すれば「仕組みの風化を防ぐこと」が出来るのしようか?それは「ISO規格」が5年毎に時代の変化に合わせて更新されるからです。この更新を「時代が求める仕組みづくり」に活用することで「仕組みの風化を防ぐこと」が出来るのです。

時代を遡ってみれば、縄文時代が一万年も争いの無い時代が続いたのは「自然の環境・変化に常に合わせて、生活の仕組みを見直して行ったから」と考えます。このように「仕組みの見直し」は、とても重要なことです。

正に「仕組みとは、時代の流れに合わせ、常に変えていかなければならないもの」であり、「政治の仕組み」も、当然、時代に合わせて変えていかなければなりません。

しかし、この「仕組みの見直し」は、企業でも政治の世界でも行われていないのです。その最大の要因が「どう時代が求める仕組みに変えればよいのか?」が分からないからです。そのヒントを与えてくれるのがこの「ISO規格」です。

企業活動の目的は「利益を確保し、社会の繁栄に貢献すること」です。政治活動の目的は「国民そして世界中の人々が、争いのない平和な世界に導くこと」です。

残念ながら、「政治の世界」では、その規格がないために、紛争や戦争が定期的に発生しています。特に世紀が変わる時は紛争が多発し、今、第三次世界大戦も危惧されています。

               続く

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長野県茅野市の尖石縄文考古館に収蔵されている「仮面の女神」の愛称をもつ「国宝」の土偶です。尖石縄文考古館で撮りました。