激動の時代を乗り切るには 10. 政治 ⑷ 成せば成る

30数年間に亘り企業活性化に取り組んで来ましたが、経営の悪化が進み、資金繰りに行き詰まり、再建不能と思われるようなお客様も多々ありました。しかし、多くのお客様は、この難局を乗り越え、大きく発展して行って見えます。正に「禍転じて福と成す」の諺通りとなったのです。

この難局を打ち破るためには、トップが活性化を決断することと共に、従業員の活性化への取り組み姿勢が一番重要です。「自分達の職場は、自分達で活性化し、夢のある明るい未来を、自らの力で築き上げる」という「意識改革」が大きなポイントになります。

戦後、日本経済発展の礎となった「終身雇用制度」は、大きく後退しましたが、この「終身雇用制度」を、時代が求める新しい形の雇用制度に変えることが重要だと考えます。何故なら、組織の活性化は、そこに働く一人ひとりが真摯に取り組まなければ、成功しないからです。

「行政活性化」も全く同じです。公務員という甘い体質の中で働いていると、病が重症化しても、全く気づかない状態になってしまいます。これは本当に恐ろしいことです。

この「行政活性化」の具体的内容については、夏頃迄にまとめ、タイトルは未定ですが、本にして「出版」する予定です。参考にしていただければ幸いです。

今、時代は激流のように流れ、その上、地震が多発する周期に入り、南海トラフなどの大地震も心配されています。このような激動の時代であればこそ、国民一人ひとりの生活の根幹を成す「行政活性化」が急務であることは間違いありません。

どんな難局でも、真摯に取り組めば、必ず道は拓くのです。正に「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」の諺通りです。やらなければ、後世に大きな汚点を残すことになります。

                 完

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