平和 ⑷ 中心 ① 兵器

世界は今、兵器の増強・AI兵器の開発が急激に進んでいます。その大きな要因は「米国が世界の警察」という役割を放棄したことにより、20世紀の世界の「中心」が揺れ動いているからです。

今回のロシアのウクライナ侵攻でも、米国が武器や経済支援はしても、軍隊は投入しないこということから見ても、世界の経済・政治に及ぼす力が衰退していることの証です。

これは米国の責任ではなく、産業革命で世界を謳歌した英国が衰退したように、「生ある者は必ず死す」という「自然の原理」です。

世紀の変わる時、時代は大きく変化すると言われますが、正に今、21世紀の「中心」になる国が定まるまでは、世界は不安な状態になり、互いに「武器」という力で争うことになります。

そして一番恐ろしいことは、この「兵力」という力のバランスが崩れ、核兵器が使用され、人類が消滅することも考えられます。

                 続く

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