変化 55. 活性化事例「総合病院」(12) これだ‼️

幹部職員研修を行いたいと、事務局長から依頼があり取り組みました。この研修にたまたま病院長が見学に見え、その時に「私が長年求めていた仕組みは、これだ‼️」と握手を求めて見えたのです。

これには私も驚きましたが、この仕組みの構築法は「樽式活性化法」として、色々な業種で行っていました。まさか、病院長が長年求めていた仕組みと一致するとは思いもしませんでした。

それが次の図の通りです。

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スペースが狭いため、縦に分かれていますが、本来はA4のサイズです。

この仕組みのの特徴は「大項目・No・作業内容・書類名・作成・検証・承認・摘要・危機管理・チェック必要項目・ミスクレーム発生時対応策・ミスクレームの防止策」が、一覧出来ることです。又キーワードとして「内容・関係職員・関連文書」を記載し、その右には「内容別No.・危機度別No.」を設けました。

この「各プロセス」で「危険管理度分類表」も作成しましたが、この「危機管理度分類」は後で説明します。

特に病院長が注目されたのが、仕事の流れが、「縦の時系列」と「横の業務内容」が、共に明確になっていることと、各プロセスの「作成・検証・承認」が明確になっており、今まで一番の課題であった「責任の所在が明確になったこと」です。

このプロセス表は、新入職員の教育を行う上で、大きな効果を上げております。何故なら、プロセス毎に「作成・検証・承認」の流れが、明確になっていることと、各プロセス毎の「危機管理」「ミス・クレーム発生時の対応策、ミス・クレームの防止策」が記載されていることで、医療ミスを防ぐことが出来、良い意味での精神的な威圧感も与えてております。

                 続く

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