変化 93.行政の仕組み見直し 第16STEP「組織活性化研修 (5) 」

89回に投稿しております「プロセス表」を作成する前段階として、「フロー図」を作成します。

この「フロー図」を作成することで、「プロセス表」の作成はスムーズに行きます。何故なら、この「フロー図」を作成することで、作り上げようとする「プロセス表」の全体のイメージが出来上がるからです。

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この仕組み作りで用いられるのは、システム全体の流れを表す「システムフロー図」と手順の流れを示す「業務フロー図」が一般的ですが、両者は枠組みの大きさが違うだけで、基本的には同じ意味のものですが、仕組み作りに於いては「フロー図」の利用は、大きく分けて2種類あります。

一つは「仕組みの流れを大よそ把握するために、基本の流れを追うことを趣旨とする「システムフロー」としての使い方です。もう一つは、手順書の流れを分かりやすく説明するための「業務フロー図」です。

途中で手順が条件により、分岐するような複雑な流れなどの場合は、文章だけでは分からないために、文末に参考としてフロー図を付けることがあります。

この2つの利用の仕方は、其々違いますが、同じ「フロー図」という表現ですので、誤解しないように注意しなければなりません。

この「仕組み作り」の流れは次の通りです。

1. システムフローの検討
システム全体の流れは?分岐点はあるのか?誰が責任者なのか?必要なものなのか?を検証・確認をする。

2. スケジュール作成
担当部門・責任の所在・仕組みの構築の難易度・仕組みの構築順序などを検証・確認をし作成する。

3. プロセス表の作成
システムの流れの詳細を含め、プロセス作りの明細化・当初計画は実行可能か?の検証・確認を行う。

4. 手順書の作成→業務フロー図の作成
手順書の詳細を含め、業務フロー図にして理解し易くする。

5. 仕組み全体及び詳細の検証・確認
実際に実行可能か?矛盾はないか?の検証・確認を行う。

今朝、77歳「喜寿」の誕生日を、無事に迎えることが出来ました。本当にありがたいことです。これからも歳を忘れて、自分に挑戦し続けたいと願っております。

               続く

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