変化 12. 経済の柱 ⑴ 揺れ

今回から「経済の柱」についてです。「経済の柱」は、「文化の柱」以上に、「政治の柱」に振り回されます。

総理大臣が退陣を発表すれば、新しい総理大臣に期待して、今回は株価が上がりました。正に「経済の柱」は、「政治の柱」と寄り添って立っています。風で「政治の柱」が「揺れ」れば、それに連動して「経済の柱」も揺れることになります。

この「経済」とは何でしょうか?「文化」とは「心の安らぎを得るもの」であり、「経済」とは「生きるための食べ物を得る活動のこと」です。

本来「食べ物を得る」という、経済活動の「本質」が、「お金」という不自然な形に変わったことで、「政治の柱」に大きく依存し、振り回されてしまう様になりました。

言葉を変えれば「政治の仕組み」が変わらなければ、これからも「経済の柱」は、「政治の柱」に寄り添い、振り回されることになります。

日本でも、「経済の柱」は「政治の柱」に振り回されていますが、例え、総理大臣が退陣しても、「経済の柱」に「大地震」が起きる様な、揺れや被害が及ぶことはありません。

この「経済の柱」が、金融不況や貿易摩擦などで、世界的な不況となり、世界を震撼させる様な、大きな揺れを招くことになります。

この世界的な「不況」や「摩擦」の揺れが、「政治の柱」にも大きく影響し、過去の第一次世界大戦第二次世界大戦を引き起こす、大きな要因になりかねません。

                  続く

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