平和 ⑻ 生活環境

平和の条件は「生活環境」が大きく左右します。私たちは、パソコン・テレビをはじめ、多くの電子機器に取り囲まれて生活をしております。

南太平洋の島国トンガ付近の海底火山で1月15日に起きた噴火で、同国や周辺諸国のほか日本や米国など太平洋沿岸の広範な地域に津波が押し寄せました。そしてトンガでは通信インフラが遮断され、被害の把握や安否確認が難航しました。

もし、富士山が江戸時代の宝永大噴火(1707年)と同じように大噴火をすればどんな被害が生まれるのでしょうか?

ネットには

「富士山が噴火すると、大量の火山灰は、上空20キロまで噴き上げられ、風に流され広がってゆきます。 屋根に大量に積もると、その重みで倒壊する家も出てきます。 湿った火山灰は電気を通すため、送電線などに付着すると停電の原因となります。 噴火から数時間後には、東京に到達し、通信インフラが遮断され、都市機能が完全に麻痺することになる。」とあります。

この富士山噴火は日本経済に大きな影響を与え、元に戻るまでには、長い年月を要することになります。

この地震・火山噴火などの大災害を、先人は乗り越えて来ました。世界の政治・経済は戦争などで想像を絶するような大不況を引き起こします。自然界では巨大津波・大噴火が発生することで、私たちの「生活環境」を根底から変えてしまうかもしれません。

                  続く

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