幸せ

子供の頃よく、お爺ちゃん、お婆ちゃんが「元気でなぁ!幸せに暮らせよ!」と言われたことを思い出します。しかし、今は「幸せ」という言葉を余り聞きません。これは子供の頃の、貧しい生活をしていたからこそ、「幸せ」という言葉は、心に響く言葉だったのかもしれません。

年の瀬を迎えて、改めて「幸せ」という言葉が、何処か重くのしかかるものがあります。それは、余りにも「平和ボケ」した生活が、いつまで続くのか?少し不安を感じてならないからです。

もし南海トラフ地震や富士山噴火など大災害が発生した時、この「平和ボケ」という生活環境の中を、どう生き抜ければよいのか?改めて考えさせられます。

この「幸せ」とは何でしようか?その一つは「家族が健康であること」2つ目は「安定した収入があること」三つ目は「国と世界が平和であるこ」です。

この「国」が、世界の動乱や戦乱によって、不幸の種がばら撒かれると、「幸せ」という原点が、根底から崩れてしまうことになります。

お爺ちゃんやお婆ちゃんが言っていた頃の「幸せになぁ」の意味と、現代の「幸せ」の意味は大きくかけ離れている様な感じがしてなりません。そんなことを考えながら、改めて「幸せ」と思える日々が、来年も続くことを願うばかりです。

    幸せは 心の闇も 拭い去り

     世界の平和 続く祈りて

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