「体調不良!そんな時こそ夢を見る。」

『先月後半から体調不良で、それがまだ尾を引いています。病院で診察を受け、検査を受けても異常がありません。この体調不良を早く良くしようと焦れば焦る程治りは遅くなります。この体調不良を直すには、時間との闘いであると捉え、丹田にエネルギーがしっかりと溜まるのを待つばかりです。

この体調不良が続くと、どうしても気が滅入ってしまいます。その解決法として、私はゆっくりと夢を見るには、最高の時間として捉え、楽しい夢を見るようにしています。そして仕事は特別なことがないかぎり、出来るだけ社員に任せるようにします。

そして寝ながら、これから進もうとする夢を描き続けます。そうすると、自然に滅入っていた気持ちは収まり、逆に晴れやかな気分になり、夢が現実味を帯びて来ます。このように夢を見、気分転換を図ることで夜もグッスリと休むことが出来ます。

このように、楽天主義になれたのには理由があります。以前は体調不良になると、当然仕事が手に着かず、仕事は溜まり、そのつけを社員に当たっていました。そのような中で気付いたことは、一人で仕事を抱えている自分の姿でした。なぜ社員に仕事を任せないのか?。笑い出してしまいました。それが出来るようになったのは、社員が大きく成長してくれたお陰です。“企業は人なり”の通り、トップが体調不良でも、社員がしっかりと支えてくれるようになったことは私の最大の喜びです。トップは企業の将来を夢見、その夢を叶えるフロセスを考えることも、大きな仕事の一つであり、この体調不良は、正にそのチャンスを与えて頂いたと捉えゆっくり休養します。』