「樽式活性化法の見直し進む 2月分」第2回

『第2回は企業活性化第1年度の研修プログラムの見直しを行いました。月別にチーム活動の内容を並べ、その内容で各チームの研修がスムーズに進むのかを検証しました。「5S・コミュニケーション・機械設備車両・教育訓練・安全衛生」という5つの管理システムは、各チームがその仕組みを構築し、それを全社員で実行しなければなりません。この仕組みを全社員で実行させるには、1つの約束事があります。それは「私達が作った仕組みを必ず実施して下さい。私達もあなた方が作った仕組みを必ず実行します。」という約束事です。この約束事が守られなければ出来上がった仕組みは絵に描いた餅になります。

今回の社内研修では、この約束事を守らせるためにどうすればよいか?を検討いたしました。今までの経験から言えば、約束を確実に守るチームと約束をあまり守らないチームの2つに分かれます。その度合いは違ってもこのようなことが、発生することを避けて通ることは出来ません。このことからどのようにすれば、このチーム格差を最小限に抑えることが出来るかを考えました。今回の社内研修においても、これはという良案は出ませんでしたが、一歩一歩改善して行きたいと考えております。

今回は5S管理システム・機械設備管理システムの第1年度の研修プログラムの見直しを行いました。5S管理システムでは2つの流れを作りました。その1つは、現場調査の段階で、5S活動を最優先し全社員で取り組むプログラムです。もう1つは5Sチームとしてチームで取り組むプログラムです。機械設備管理システムも5S管理システムと同様に現場調査の段階で機械設備管理システムを最優先し、全社員で取り組むプログラムです。もう1つは機械設備チームとしてチームで取り組むプログラムです。このようにお客様の現況をしっかりと把握し、管理システムを構築することで、より効率的に活性化が進むものと確信しております。3月の社内研修では、コミュニケーション管理システム、教育訓練管理システム、安全衛生管理システムの見直しを行います。』