変化 85. 行政の仕組み見直し 第10 STEP 「 管理チーム研修 ⑴ 」

「管理チーム研修」の詳細について、今日から2回に亘り投稿します。

この「管理チーム」の役割は「組織活性化研修で問題点の見直しと、行政管理システムの構築を効率的よく進めるための前準備をすること」です。諺に「段取り八分」と言われますが、正に「組織活性化研修」の「段取り」をするのが「管理チーム」です。

「全員職員研修」から「仕組み見直し」迄の流れは次の通りです。

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組織の規模に応じて、最終的に10人のチームが何組作るれるかを検討し、そのチーム数に応じた数のメンバー(最終的にチームのリーダー・サブリーダーになる人員)を選出し、「管理チーム研修」の対象者とします。

「管理チーム研修」では、「全職員研修」で出された問題点の分類・分析にはじまり、構築しなければならない仕組みの特定、スケジュール作り、チーム編成に至るまで、「組織活性化研修」がスムーズに進められる体制の準備をします

その流れの概要は次の通りです。

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この流れの前に、やらなければならないことは「全職員研修」で出された「問題点」の再分類です。何故なら「全職員研修」での分類は、研修時間の関係で、大雑把な「組織・意識・仕組み」にしか分類されていません。そのため改めて、全ての問題点を分類し直します。

この分類作業を行う、もう一つの目的は「管理チームメンバーがしっかりと問題点を把握すること」にあります。

この分類作業を行うと「仕組み」は、約3分の1に大きく減少します。それは「多くの仲間が、同じ問題点で悩んでいた証」です。「やっぱり!皆んなこの問題で悩み、苦しんでいたのか!」と気づくことで、互いに共感し合うものが生まれます。

それが「よし!皆んなでこの問題を解消し、明るい夢のある職場にしよう!」という意識に変わるのです。これが「意識改革」の大きな一歩になります。

「管理チーム」は次の点によく注意して「問題点の分類」を行わなければなりません。それは「仕組みの問題点」を、「組織の問題点」として分類してしまうと、その問題点が解消されなくなるからです。「出された問題点は90%以上が仕組みの問題点に分類される」と、参加者全員が心して置かなければよなりません。

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    間違えて  置き去りされた  問題点

                    仕組みを壊す     白蟻と化し

                 続く

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