「誰も食べない。なぜ?」 

『私は今岐阜の事務所で単身赴任生活をしています。朝はパックの五穀米ご飯をレンジで炊き、インスタントの味噌汁の中に100円サラダ用野菜を入れ、牛乳、りんご、ヨーグルトで朝食を頂きます。昼食、夕食は外食です。外食の中で一番多いのが、週に3,4回行くCoCo壱番屋です。今はモツカレーに野菜・ガーリックをトッピングして食べています。このカレーのせいでしょうか、少し顔色がカレー色に(笑)。いつも行くCoCo壱番屋の店では、私の入店回数はベストテンに入るようです。

家でもたまに料理を作ります。(これは料理とは言えませんが)しかし私が作った料理を家族は誰も食べてくれません。逆に嫌がって「お父さん。それはテーブルに乗せないで」などと正に毒物扱いです。なぜこれだけ私が作った料理が、家族の評判が悪いのか?それは冷蔵庫にある野菜・肉などを入れ、作った本人さえ何を入れたのか、分からない料理です。このことから誠に不思議な味の料理になります。誰も食べてくれないため、一人でその料理を食べることになります。

私は好奇心旺盛で仕事もこの料理のように、活性化の依頼があれば、一切業種は問わず、又経験も考えません。全て「出来る仕事しか、与えられない。」と云う考え方で仕事を引き受けます。私が考える活性化とは先生は顧客の社員であり、私たちは仕組みを作るためのコーディネート役と考えております。いかにして社員の経験知を引き出し使いやすい仕組みを作り上げるか、それが私どもの役割であり、活性化の原点であると考えております。そこには料理と同じように色々なものが混ざり合っております。それを整理することが仕組み作りの原点です。私の料理も家族が喜んで食べるよう少し料理の勉強もしなければならないと考えております(笑)。』