飛騨の匠

今、大工さんの三種の神器の一つ「墨壺」を擬人化した小説「墨壺」を書いています。建築の基礎的なことを学ぶために、建築に関する書籍を読んでいますが、驚くような技術があることに感動しています。

この「墨壺」で一番書きたいことは『何故、飛騨の大工さんだけに「飛騨の匠」という称号を授けられたのか?』ということです。今の時代も同じですが、特別な技量を持って居なければ「匠」という称号は与えられないと考えるからです。

では飛騨の匠が持っていた技量とは、どんな技量だったのでしようか?それが知りたくてしょうがないと同時にその技量にワクワクしてくるのです。

先人が生み出した匠の技とはどんな技だったのでしょうか?その一つのヒントを発見できればと願いこの「墨壺」を書きたいと思います。

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飛騨の縄文時代の遺跡から写真のような彫り込みがされた木材が発掘されました。