落とし穴

先日ネットを開きますと『「家事は全部妻まかせ」が招く認知症? 父の介護で気づいた「男を無力にする真の原因」』というタイトルの記事をネットで見つけました。その内容は

『母は毎日欠かさず三食を用意し、父に給仕していた。かれこれ60年にわたって続けてきた習慣で、父にとって食事とは「食べる」というより母の給仕を受けること。母の前に「座る」ことなのだ。この習慣こそ認知症の原因ではないだろうか。家事を一切せず、外でお金を稼ぐだけで、あとはすべて母任せ。いわゆる家父長制が認知症を招いている。父はアルツハイマー型というより家父長制型認知症といえるのではないだろうか。』とあります。

なるほど、これは「家父長制型認知症」であり、正に定年退職後に多くの人が陥る‘落とし穴」です。この「落とし穴」に落ちてしまうとまず出ることは不可能です。

この恐ろしい「落とし穴」に、落ちないようにするためには、家族に甘えないことが一番です。特に家内任せにしないことです。そのために食事も洗濯も掃除も先頭立つて手伝うことです。

岐阜で単身赴任をしていますので、食事は3食自炊し、掃除・洗濯も全て行っています。今年数え年で傘寿を迎えますが、この単身赴任は色々な面で身体と脳の活性化に役立つています。

この「家父長制型認知症」という恐ろしい落とし穴に落ちないためにも「自分のことは自分で行い、家族に甘えないように心がけることが大切」と改めて思い知りました。

   おーい!飯    ボケ地獄への 一里塚

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