使命 ⑵ 張り合い

この与えられた「使命」を果たすことは中々大変なことです。時にはこの「使命」を諦めたり、放棄したくなります。それを「諦めてはダメだ」と何処からか父の声が聞こえて来ます。その声に「ハァ!」と我に帰り、改めて「諦めてはダメだ!」と自分に言い聞かせます。

こんなことを今までに何回繰り返して来たことでしようか。これからもズーと続くのだと思います。しかしこの繰り返しをすることで、心は鍛えられていく様な気がしてなりません。

50歳頃までは、一升酒を呑んでいました。そして酔っ払いどれだけ家内に叱られたことでしようか。「テレビ漫画:サザエさん」の波平さんとマスオさんの酔っ払った姿そのものでした。それが30年の「人生設計」を立て、「行政改革」という夢が芽生えて来たことで、酒の量は段々と少なくなって来ました。そして今は晩酌もせず、缶ビールを月に数回呑むだけです。

何か一つの「使命感」に気づくと大好きだった酒まで絶ってしまいます。これは本当に不思議です。そして単身赴任をして居ても、自宅でも、朝食の「長芋・大根おろし・もずく・鰹節」の和物と「煮干し・しめじ・沢山の野菜が入った味噌汁」は自分で作るよになりました。これは「健康は食事から」という母の教えに従う様になったからです。

与えられた使命を果たすためには、健康でなければなりません。そして「己との闘い」に勝たなければなりません。今日も又「使命」という「己との闘い」に明け暮れることになります。これが又、日々生きるための大きな「張り合い」になるのですから不思議です。

f:id:swnm8:20220913041626j:image