痛み

「痛み」や痒みは不思議なことに、2箇所あると、その痛み・痒みの強い方が、それを感じ、もう一方は全く感じないのです。しかし感じる方に薬を塗ると痛みや痒みは和らぎ、すると不思議なことに、もう一箇所の痛みと痒みを感じるようになって来ます。

指圧師だった父が『治療して良くなっても「又ここが痛いのです。治っていません。」と言われるが、それは痛かった所が良くなったから、今まで痛いと感じていなかった所が痛いと感じるようになる。』と言っていました。

企業活性化の仕事をしていますと、これと同じことをよく経験します。「これは酷いなあ!」と思っていたことが、活性化研修を通じて改善されてくると、又次から次と新しい改善課題が出てくるのです。

人生も正にこれと同じで、改善すべき所を見出すことが出来なければ、色々な面で成長することは出来ませんし、人生の満足度にも大きく影響して来ます。

企業活性化とは父が言われた「痛い所を少しでも減らす仕事」であり、これからは「行政改革」という大きな夢に挑戦し、国の痛い所を少しでも和らげる仕事に挑戦して行きたいと思います。

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