金風

今朝岐阜で朝食を食べていますと、秋を肌で感じることが出来る「金風」が吹いて来ました。この「金風」とは秋の風の言葉をあらわす季語です。その他に「爽籟(そうらい)・色なき風」などロマンチックな季語が多いのに驚きました。

季節をあらわす季語も、旧暦と新暦が入り混じり、又地球の温暖化で気温も上昇し、四季の区分がハッキリしなくなって来ました。

子供の頃はこの四季がハッキリしており、其々の季節に合わせて、着る物を母が準備してくれました。しかし最近は春と秋の季節感が薄れてしまい、夏物のまま冬に突入する感じです。

四季の季語も、旧暦・新暦と共に気温の上昇にも照ら合わせて、変えていく必要があるのではないでしょうか。

爽やかな「金風」を浴びながら朝食をいただきますと、食欲も増して、今日も元気に一日が過ごせそうです。有難いことです。

f:id:swnm8:20230902085918j:image