孫との会話で「言葉使い」の恐ろしさを思い知りました。それは高山祭りの夜祭の屋台の写真を撮っていた時です。小学2年生の孫に「邪魔!退いて。」と言いました。すると「爺嫌い」と思わぬ反撃を喰らってしまいました。思わぬ一言が子供心を傷つけてしまったのです。この時は、祭り屋台を久しぶりに撮ろうと真剣になっていました。その結果孫に対し、少し強めの言葉になってしまったようです。「御免なさい」と謝りましたが、後の祭りです。
暫く話しかけても返事もしなくなり、家内に「爺、大嫌いになった」と言っていたと聞き、ショックを受けました。改めて「言葉使い」の大切さを、孫から学ぶことが出来ました。
人生という長い旅路を歩んでいますと、ふとした一言が相手を傷つけることになります。このようなことは沢山あったと思います。しかし多くの場合、このことに気づかずに過ぎていってしまいます。どれだけ多くの人を傷つけたことでしょうか?
改めて孫から言われた「爺嫌い!」の一言を忘れることなく「言葉使い」にはよく注意して、日々過ごしていきたいと思います。