長い旅路 7. 拘束

又中国で日本人が「拘束」されました。中国の恐ろしいところは「拘束理由が不明確なこと」です。この件を解決するために林外務大臣が中国に行かれましたが、果たして拘束の真相は明らかになるのでしようか?

今から28年前に日中合弁会社の活性化に取り組みました。この時のことを振り返ると、少し背筋寒くなります。何故なら、中国で一番禁句の「意識改革=思想改革」という言葉を使ったからです。中国という国は、言葉の使い方一つで、拘束されたり、逮捕それたりする国です。

私も今、活性化研修に行って「意識改革」という言葉を使えば、ひょっとしたら「拘束」されたかも知れません。もう恐ろしくて中国には行けません。しかし、恐ろしいのは中国共産党の幹部であり、一般市民は親切で温かい人達です。

「拘束理由」が不明なままでは、これから中国で仕事をしたり、新しく進出しようとする企業には、大きな足かせとなることは間違いありません。

「拘束」の記事に、中国での活性化を思い出しながら、拘束された方が早く解放されることを祈るばかりです。

f:id:swnm8:20230329144547j:image