思いやり

自衛官候補生が、射撃訓練中に指導教官ら隊員3人に向けて自動小銃を発砲した事件を見て思うことは、「人を指導すること」の難しさです。

私の仕事は「働き易い職場にし、収益体質の強化を図ること」です。この企業活性化の第一歩は「参加者の意識改革」です。その原点は「互いを思いやるれる職場にすること」です。

初回の活性化研修では「他人の心を変えることは出来ない。しかし己が変われば変えることが出来る」という「気づきの窓」を配付し、読み上げております。

この「気づきの窓」の目的は「他人の意識を変えるためには、目線を同じにし、決して命令口調にはならず、信頼関係をしっかりと作り上げることの大切さ」を、自分自身に言い聞かせる意味も含んみ読み上げております。

言葉も文化も違う中国の日中合弁会社で活性化が成功したのは、目線を同じにしながら、中国の文化と日本の文化を比較することなく、中国の文化を受け入れていった結果だと確信しております。

今、Z世代という言われる世代が生まれていますが、育った環境や世相によって、考え方に大きな変化が生まれて来ます。しかし、その中で一番大切なことは「思いやりの心を育てること」と改めて思い知りました。

    思いやり  心を繋ぐ  輪(和)つくり

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