お荷物

高齢化社会を迎えて「高齢者はお荷物」という言葉も出て来ています。少し情けない気持ちになります。

これを生み出した要因の一つが、高度成長期に生まれた「社会保障制度」にあります。この頃は「出生率は高く、人口は増え、経済も成長し、日本は繁栄し続ける」というデータの基に「社会保障制度」が生まれました。

しかし、半世紀が経過し、出生率は1%を割り込み、人口は減少し、それに伴い就業人口も減少し、高齢化も進み、人口ピラミッドは富士山型からひょうたん型に変わり、景気も低迷してしまいました。

このように大きく時代が変化して来ているのに、高度成長期に生まれたままの「社会保障制度」は成り立たなくなって当然で「社会保障制度」を根本的に見直さなければなりません。

しかしこの「社会保障制度」を見直す前に「行政改革」を行い、行政の無駄と問題点を抽出し、解消さなければなりません。そうしなければ、年金支給年齢が上り、支給額の減少など国民に不利な状況を生み出すだけだからです。

改めて「高齢者はお荷物」という言葉を消し去るためにも「行政改革」の必要性を叫ばなければなりません。

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