縦と横 1.縦組織の弊害

今まで色々な企業の活性化に取り組んで来ましたが、どのお客様も社長を頂点に「縦組織」で、この「縦組織」が色々な面で問題を引き起こす大きな要因になっています。

この「縦組織」の一番課題は、下からの意見が上まで伝わりにくい体質になることです。この結果、問題点が多発していることを、皆んなが気付いていながら、目隠しをしてしまい、問題点が発覚して初めて、この問題点が社長にまで届き「何故知っていながら報告しなかったのか?」とのお叱りが飛ぶことになります。

この問題点を社内で収めることが出来ればよいのですが、対外的な影響を与え、それがメディアに取り上げられるような事態になれば、顧客の信用喪失に繋がり、時には営業停止などに陥り経営自体にも、大きな影響を及ぼすことになります。

この「縦組織」で一番大きな損失を生み出しているのは、日本一大きな組織「行政の組織」です。この「縦組織」の弊害が国の健全体質を阻害していると言っても過言ではありません。そして一番恐ろしいことは多大の借金を生み出し、それを子供や孫の代まで背負わせることになることです。

このような国の将来までも揺り動かす「縦組織」を一日でも早く改善しなければなりません。そのためには「行政改革」は必要不可欠です。

                続く

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