問題の本質 23. 政治のISO規格 ⑼ 崩壊

今回から「政治のISO規格」を構築するための、21世紀が求める「政治の仕組み」についてです。この「政治の仕組み」を構築するためには、今、日本の「政治の仕組み」が抱えている問題について考えていかなければなりません。その前に、世界的に大きな問題となっているのが「民主主義の崩壊」です。何故?民主主義の崩壊が叫ばれるのでしようか。日本国内の現状から見ると「投票率の低下」です。国民主権憲法で謳われていますが、その原点が選挙です。その選挙の投票率が50%を切る状態続いています。正に「国民主権」は無きに等しいと言えます。

もう一つは、中国や北朝鮮などの「専制国家」が増えて来たことです。こんな統計も出ています。「国際社会を大きく「民主主義」対「独裁」の構図で見た場合、人口の合計はそれぞれ「23億人」対「55.6億人」となり、世界の71%が「独裁」側に住んでいるということになる」と。想像もしなかったことが起きているのです。

これは人口比率から見れば「民主主義の崩壊」は始まっているのではなく、民主主義は崩壊しているのです。これは恐ろしいことです。

もし、この「独裁国家」が21世紀の覇権国家になれば、世界中が言論の自由も無くなり、経済活動も低迷した「暗黒の世界」になってしまいます。

何としてもこれを止めなければなりません。そのためには日本が「行政改革」を行い、21世紀が求める「政治の仕組み」を構築することです。

                続く

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雪景色した「穂高連峰」です。