問題の本質 24. 政治のISO規格 (10) 国防

日本が抱えている大きな問題の一つが、国を守るための「国防」です。北朝鮮のミサイル発射や中国の台頭により、日本の防衛が問題となり「防衛費」の増加が検討されています。国を守るためには、防衛費の増額は致し方ないことです。

しかし、昨日のブログでも投稿しましたように、専制国家の台頭で、軍事力という人殺しの費用が、増加していくことは「人類の滅亡」を招くだけです。この専制国家の拡大を防ぎ、軍事力の増強を防がなければなりません。その根本的な解決策を講じなければ、国民の血と汗の結晶が、「人類消滅」のための軍事費に費やされるだけです。

この軍事費の捻出には、増税も致し方ないところはありますが「行政改革」を行い、無駄な業務を無くし、業務の効率化を図れば増税はしなくても、長い目で見れば軍事費の捻出は出来ると考えます。

この日本の「政治の仕組み」をモデルとして「政治のISO規格」を構築し、これを世界中の国々の「政治の仕組み」のチェックリストとして使用すれば、専制国家の台頭を防ぐことも出来るようになります。

この「行政改革」は「政治の仕組みの問題点を抽出し、それを仕組みとして解消していく」という地味な作業です。これを完成させるには、5年・10年と長い年月をかけて行わなければなりません。このことから直ぐに目に見える形で効果が出るものでもありません。

国を守るには長い年月ををかけて、抜けのないように、周到に準備しなければなりません。「行政改革」も正にこれと同じです。そして「行政改革」は、国を守る一番大きな力となるのです。

               続く

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