今日は「憲法記念日」です。1947年に憲法が施行されて75年になります。私はこの憲法より、3つ年上です。この「憲法記念日」と「子供の日」が来ると、貧しかった子供の頃が思い出されます。野山を走り回り、何時も腹を減らして「母ちゃん！何か食べるものない？」と言いますと、母の何時もの応えは「無いよ！ご飯まで我慢しな」でした。
今は食べ物が溢れ、孫に「これ食べる？」と言っても「要らない」との応えが返って来ます。これと同じことが「お父さん！今晩何がいい？」と家内から問われますが、その応えは「何でもいいよ」です。昔は母から「今晩何が食べたい？」と言われると「コロッケが食べたい！」など食べたい物が山のようにあり「一度腹一杯親子丼が食べたい」など夢にまで出てきました。
しかし、今は物が溢れ、生活は豊かになりましたが、ロシアのウクライナ侵攻のニュースを観ていますと、一夜にして豊かな生活が、物が無い地獄の生活になることを思い知りました。
今回の件を踏まえ「憲法９条」の在り方が議論されていますが「自分の国は自分で守り、他者依存では国は守れない」という現実を、全国民がしっかりと自覚する「憲法記念日」になることを願うばかりです。
